大きな家はいらない

長野県では2030年を目標に、新築住宅オール0エネルギーを目指し脱炭素化の指針をまとめました。地球温暖化が進みこのままだと、地球上で住める場所が限られてしまいます。二酸化炭素の排出量の削減のため住宅は今後も大きな役割を担っていくことになります。これまで以上に作り手の責任を感じて、住宅建築に取り組んでいかなくてはなりません。

家の性能を上げるとコストがかかります。住む人が快適になる分予算がかかります。仕様を落とさずに優良な素材で住み心地とゆとりをもたらす、私たちにしかできない提案をしていく、これが地域工務店の使命でもあり、選んでいただく唯一の手段だと思っています。

いつもお伝えしていることですが、『大きな家はいらない、空間利用でコンパクトな家でも広く住まう』仕様を落とさず予算を抑える方法として、家を小さく設計することが一番の近道です。限られたエネルギーで快適に住まうことを目標に、終わらない挑戦をこれからも続けていかなくてはなりません。

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